2024/05/27

アーサー・コナン・ドイル『四つの署名 新訳シャーロック・ホームズ全集』感想

ほうほう。なんかめっちゃおもしろかったぞ。書かれた順番としては『四つの署名』が二作目らしい。なるほど。まだ筆がのっている時期に書かれたからか、ホームズもワトスンも生き生きとしている。

『緋色の研究』を読んだときにも思ったんだけど、もしホームズをまとめて読もうと思うなら短編からじゃなくて長編から始めた方がいい気がする。

光文社のホームズ全集の順番どおりに読んでるんだけど……。ちなみに順番は以下の通り。
  1. シャーロック・ホームズの冒険
  2. シャーロック・ホームズの回想
  3. 緋色の研究
  4. シャーロック・ホームズの生還
  5. 四つの署名
  6. シャーロック・ホームズ最後の挨拶
  7. バスカヴィル家の犬
  8. シャーロック・ホームズの事件簿
  9. 恐怖の谷
あー、いやでも、むしろ長編がおもしろいから、短編にすこし飽きたころに挟むことで興味が持続できるか。よく考えられてるなあ。

たしかに、短編をまとめて読んだあとで初期の長編を読むと初心に帰った気がしたものな。

この光文社の全集は注釈が地味におもしろい。他の全集でもこんなにおもしろいのかな? いつか他のホームズ全集も読んでみようと思ってるから比較してみよう。まあ他の全集を読むとしたら十年後とかになりそうだけど。

ホームズの小説はいまのところどの短編も長編もおもしろいからすごいと思う。

はやく全部読んでみたい。

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