一作目より二作目がおもしろい映画に関する忘れられない記憶があって……。『ブレイド2』とぜんぜん関係ない話ですが。
オーストラリアにワーホリで滞在していたとき、オージーの恋人が「一作目より二作目の方がおもしろい作品は『ターミネーター2』しかない」という話をしていて。わたしが「いや、『ダークナイト』がある」と指摘したとき、その人がわたしを見直したことが伝わって、それがすごく心に残っています。
年が30歳ほど離れていたので彼はわたしのことをどこか子どもみたいに思っていたのが、その会話があってから対等に見るようになったというか。わたしは英語が拙いので知能も低いと思われていたと思うんですよね笑。だけどその映画の話で、わたしにもちゃんとした見識があると知ってもらえたような気がしました。
長々と何の話をしてるんだ、ってかんじですが笑、とりあえず二作目の方がおもしろい映画に『ブレイド2』が加わったという話です。
今日も元気にネタバレしますので、わたしと同じくネタバレ恐怖症の人は逃げてください。
ウィスラーが復活した! ブレイドとウィスラーのコンビが好きで、ウィスラーが死んで悲しんでいたので復活して嬉しい……かと思いきや。ちょっと不穏な雰囲気を感じ取って手放しで喜べなかったです、最初は。
ウィスラーが裏切るかと思ってた……けど、なんと裏切り者はスカッドだった! そしてスカッドがノーマン・リーダスだった! わたしは『ウォーキング・デッド』を観たことがないので初めて演技しているノーマン・リーダスをまともに観たのですが、イケメンすぎてイケメンすぎて……。
スカッドが映っているときは字幕の文字が読めなかったです、ノーマン・リーダスを見るのに忙しくて。ノーマン・リーダスを見るためだけに『ウォーキング・デッド』を観たくなるほどイケメンだった。
ノーマン・リーダスにだけ興奮していたわけじゃないですよ。ストーリーも好きだし、アクションも好きだし、演出も台詞もラストも好きだった。
あ、そういえば、ドニー・イェンも出てた! ドニー・イェンがアクション指導していて、請われて出演もしたらしいですね。ドニー・イェンのおかげであのおもしろいアクションシーンが撮れたということか……。本人はハリウッドの撮り方とかシステムに不満だったみたいだけど。
アクションシーンおもしろかったなあ……。銃も思いっ切りぶっ放して敵も大群で押し寄せてきて人は飛ぶわ爆発するわで見応えがあった。
見応えといえば、リーパーの造形も神がかってましたね。さすがギレルモ・デル・トロ。好きそうだもんね、ああいうの。リーパーの解剖シーンとかギレルモ風味が香ばしくて微笑んじゃいました。
裏切りもいっぱいあって飽きませんでした。ヴァンパイア側も裏切り者ばかりだし。ブレイドもヴァンパイアを裏切ることを隠しもしないし。でもスカッドが裏切るとはわからなかったなあ……。てっきりウィスラーが裏切ると思ってた……。
ニッサも裏切り者だと思っていたんですよ。しかもリーパーズ側の。ノーマックに捕まったとき殺されなかったから。だけどあれってノーマックが妹を殺せなかったということだったんだ……。
今回めちゃくちゃ脚本よかったですよね? デヴィッド・S・ゴイヤーが一作目から引き続き脚本書いてたらしいですが、三作目はなんと彼が監督もするみたいで今から楽しみです。
ギレルモ監督はアメコミらしいノリで撮ってくれてワクワクしたんだけど、デヴィッド・S・ゴイヤーが撮ったらどんな作品になるのかな?
明日にでも観ようかな、『ブレイド3』。
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