うわああああすっっっごくおもしろかった――!! え!? ちょっと待って、え? めちゃくちゃおもしろかったんだが……?
え? どうしてこんなにおもしろかったんだろう……。うわー、なんだろ、わたしの拙い分析力ではこの映画のおもしろさを上手く批表現できない……。とにかくおもしろかった。
なんか……最近映画を続けて観れない、集中力が続かないって悩んでたのが嘘みたいだ。98分があっという間だった。一度たりとも集中が途切れることなく、最後まで見通すことができた。
夕方6時ごろから観始めて(終わるのは8時ごろかあ……長いなあ、疲れないかな、ちゃんとおもしろいかな)と不安になりながら観始めたんだけど、あまりにも時間が飛ぶように過ぎたものだから困惑している。体感数分だったんだけど!?
サスペンスも確かにあったんだけど、どこかコメディチックだったからかな。わたしコメディ好きだし……だからこんなに好みなのかな。俳優がとにかくいいよね。ミネソタ訛りかな? みんなあの話し方ですごく良かった。
俳優も良かったなー……。マージ役のフランシス・マクドーマンドとカール役のスティーヴ・ブシェミが全体のトーンを軽やかにしてくれて、人がバンバン死ぬし残酷なシーンもあるのに重苦しい雰囲気にならなかった。
冒頭にノンフィクションだとか言ってたし死人が出るとか言ってるし覚悟して観始めたんだけど、拍子抜けというか……いい意味でね! しかもノンフィクションじゃないんかい! わかりにく! 信じる人いるでしょ。
いやはや……めちゃくちゃ最悪なことがドミノ倒しに起こっていって、あれよあれよという間に最悪の結末になってしまった。でもそれが心に重くのしかかることはないんだよね。ふざけているわけではないんだけど、どこか抜けているんだよな。
体感数分だったわりにはいろんなシーンを細かく覚えている。ジーンがキッチンで子どもに小言を言っていたり、カールとゲアを止めた警官の顔がよく見えなかったり、ジェリーが事務所で一生懸命何かを書いていたり。こういうささいなシーンが印象に残る映画って漏れなく傑作なんだよね。
コーエン兄弟、名前は知っていたけどこんなにおもしろい人だったとは……。もう完璧におもしろくて何も言うことがない。今日の感想はこれで終わりです。
コーエン兄弟の他の作品も観てみよう。でもさすがにいつもこんな作品を作っているわけではないよね? あまりにもおもしろすぎるよ。うわー、もう一回観たい。忘れたころにもう一回観よう。
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