軽く読めるものが読みたくて図書館で見かけて借りてきました。
丸谷才一さんの本は、言うのも恥ずかしいのですが読んだことがなく……ぶっちゃけ有名な人ということしかしりません。
文語で書かれていて扱っている内容もけっこうお堅い話題ばかりだったのに、彼の軽妙な語り口のおかげでスラスラ読めました。
内容も面白いし適度に高尚で適度に低俗なので読みやすかったなあ。ただ、一般女性が興味を引く話題というのはあまりなかったですね笑。
出版社の社史とか昭和史とかに興味のある一般女性がいたらこの本をオススメします。
ただ、この本にでてきたデズモンド・モリスの『裸のサル』と『マンウォッチング』『ウーマンウォッチング』は見かけたら読んでみようかな。
特に面白くて覚えているのは、ゲイは見ただけで相手がゲイだとわかる理由。それはゲイのコミュニティに属することで同化作用が働き、集団の行動がだんだん似てくるということでした。
他にも「ネオテニー」の話とか面白かった。
わたしも小説ばかり読んでいないで、もっと史実や科学に基づいた本を読んでいこう。
0 件のコメント:
コメントを投稿