きれいだったなあ。女優も服もセットもバレエも雰囲気も、70年代特有のお洒落さがあって良かった。あと、人の手で作っている感じ、手作り感が逆に新鮮でよかった。
怖さやリアルさを求めてこの映画を観るのはオススメできないけど、おとぎ話として観たら楽しめると思う。
あんまり70年代の映画を観ることがないから、特に感想が思いつかないな。口をひらいたら現代の映画との差異を並べ立ててしまいそうなので、ちょっと今回は話を差し控えておこうかな?
リアルタイムでこの映画を観た人たちはどう感じたんだろう。もしかしたら衝撃的に怖くておもしろかったのかも。
今、わたしたちが観ている映画も数十年後には古い映画だと言われてしまうんだよな。
たぶん未来の映画は30分になって目まぐるしく話が展開して衝撃のラストでどんな映画を観てもそこそこの満足感をインスタントに与えてくれるものになるんだろうな。
数十年後の未来の映画を観てみたい。そして「昔の方がおもしろかった」って文句を言って若い人を辟易させたい笑。
この『サスペリア』を公開当時に観た人は、いま何歳くらいになっているんだろう。47年前に30歳だとしたら77歳? ひええ、そんなもんかあ。そう考えるとけっこう昔の映画なんだな。
なにはともあれ、そんな感想を抱きましたとさ。
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