2024/02/23

映画『サスペリア』感想 ※ネタバレあり

1977年公開の映画で、さすがに通しで観るのがきつかったので二日に分けて観ました。最近の映画はわりとテンポがいいけど、この時代はゆったりしていてせっかちなわたしにはちょっと遅く感じてしまって……。

きれいだったなあ。女優も服もセットもバレエも雰囲気も、70年代特有のお洒落さがあって良かった。あと、人の手で作っている感じ、手作り感が逆に新鮮でよかった。

怖さやリアルさを求めてこの映画を観るのはオススメできないけど、おとぎ話として観たら楽しめると思う。

あんまり70年代の映画を観ることがないから、特に感想が思いつかないな。口をひらいたら現代の映画との差異を並べ立ててしまいそうなので、ちょっと今回は話を差し控えておこうかな?

リアルタイムでこの映画を観た人たちはどう感じたんだろう。もしかしたら衝撃的に怖くておもしろかったのかも。

今、わたしたちが観ている映画も数十年後には古い映画だと言われてしまうんだよな。

たぶん未来の映画は30分になって目まぐるしく話が展開して衝撃のラストでどんな映画を観てもそこそこの満足感をインスタントに与えてくれるものになるんだろうな。

数十年後の未来の映画を観てみたい。そして「昔の方がおもしろかった」って文句を言って若い人を辟易させたい笑。

この『サスペリア』を公開当時に観た人は、いま何歳くらいになっているんだろう。47年前に30歳だとしたら77歳? ひええ、そんなもんかあ。そう考えるとけっこう昔の映画なんだな。

なにはともあれ、そんな感想を抱きましたとさ。

0 件のコメント:

コメントを投稿

ジェーン・オースティン『いつか晴れた日に』感想

やっと読み終わったー……。時間かかったなあ。 ジェーン・オースティンの作品は『 高慢と偏見 』と『 エマ 』しか読んでなくて、その二つがとてもおもしろかったから『 いつか晴れた日に 』を読んだんだけど。 なんというか、先述の二作品が作家として成熟した時期に書かれたものなんだろうな...