2024/05/20

映画『ゴジラ-1.0』感想

普段は邦画をぜんぜん観ないのですが、これは話題になっていたので観てみた。

正直にいうと邦画が苦手なのですが、これはおもしろかった! いい意味で予想を裏切られた。

何故か日本人の俳優の演技に共感性羞恥のようなものを感じてしまって観るのが辛いのですが、その辛さが気にならなくなるゴジラのえぐい良さみ。

日本の映画でこんな素晴らしい映像を観れる日が来るなんて……。ゴジラシーンだけ延々と観ていたい。

ゴジラが想像を超えてよすぎた。なんなら『シン・ゴジラ』のゴジラと同じくらい好きかも。

ゴジラ登場シーンであまりのゴジラの良さにあっけにとられました。これ本当に邦画……? 極めつけは銀座で熱線を放出したゴジラ。あそこで邦画への抵抗感が一気に払拭された気がする。

ひねくれているのでなかなか邦画を受け入れられないのですが、この映画はゴジラがあまりに良すぎて……。

なんかヒットした理由がわかるな。だってゴジラのシーンだけもう一回観たいもん。うーん、『シン・ゴジラ』の時も思ったけど、なんでゴジラってこんなに中毒性があるんだ?

とりあえずわたしが好きだなと感じるのは、圧倒的に巨大な未知の力を人為の力でねじ伏せる希望の物語だから。

わたしが知らないだけかもしれないけど、そういうどでかいスケールで邦画を作ってくれるのってゴジラ映画くらいな気がしてて……。(あ、ウルトラマンがあるか……?)

「圧倒的に巨大な未知の力」が襲ってくる映画といえば海外でいうと宇宙人とか恐竜とかがあるけど、日本のゴジラはなんとなくキャラクター的というかユニークというか。怖いけどどこかかわいげがあるよね。そこが好きかも。

これって続編があるのかな? 続編ぜったい作ってくれー! 楽しみにしてる。

0 件のコメント:

コメントを投稿

ジェーン・オースティン『いつか晴れた日に』感想

やっと読み終わったー……。時間かかったなあ。 ジェーン・オースティンの作品は『 高慢と偏見 』と『 エマ 』しか読んでなくて、その二つがとてもおもしろかったから『 いつか晴れた日に 』を読んだんだけど。 なんというか、先述の二作品が作家として成熟した時期に書かれたものなんだろうな...