全編クライマックス。怒涛の展開、色の洪水、めまぐるしいアクション。スパイダーバースで新次元を拓いたと思ったけど、さらに次元展開していた。もう視聴者を置き去りにしかねない勢い。
実写も出てきてお祭り騒ぎじゃないですか。ヴェノム(トム・ハーディ)とスパイダーマン(トム・ホランド)の共演を心待ちにしている身としては、あの中国人のおばさんがやってるコンビニが出てきてうれしかった。
あまりにも情報過多でちょっと息切れが……。旧弊な脳みそのわたしには荷が重いよ。新しすぎる。目がチカチカしちゃって。
うわあ、思い返してみるとトビー・マグワイアとアンドリュー・ガーフィールドがちらっと出てましたね? トム・ホランド版で集結したときも盛り上がったけどまさかアニメにも出てくるとは。
そして恥ずかしながら今更気づいたけど、グウェンって『アメイジング・スパイダーマン』でエマ・ストーンが演じたグウェンと同じ名前……? 逆になぜ気づかなかった?
グウェンとマイルズが逆さになってグウェンの運命について話しているときにわかりそうなものだけど、そのときはわからなかった。
本作のグウェンがビルから落下してそれをマイルズが助けようとする場面でやっとわかった。なぜこの落下シーンが印象に残るように作られているのかな? って思ったらそういうことか。
そうだよね、グウェンの落下は全スパイダーマンファンのトラウマと言っていいだろうからね……。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』でトラウマはある程度癒されたけど……。
というかわたしは実写のスパイダーマンしか知らないけど、もしかしてコミックやらゲームでたくさんのスパイダーマンが生み出されている?
なら「もう逃げ場はないぜ」って言った白いスパイダーマンもなんかの作品だったりする? あのスパイダーマンが刺さりに刺さってしょうがないんだけど。調べようにもなんと調べたらいいのか……。まあいい。
笑ったのがスパイダーマン同士が「You? You?」って指差しあうやつ笑。そこでそのミーム使ってくるんだ笑。思い出しても笑える。
個人的に嬉しかったのがペニーの再登場。顔つきが悲愴なロボアニメの主人公になっちゃってて日本リスペクトを感じて燃えた。そうこなくっちゃな……。
セリフも気が利いてるしグラフィティアートと油彩が混じったような画面作りも尖ってるし斬新な構図も目新しいし、アニメーションの最先端な気がする。
次作のビヨンド・ザ・スパイダーバースが楽しみすぎる。でも、これを超えるのは難しいのでは……。いや超えてくるとは思うけど、前衛芸術っぽくなっちゃいそうな気がする。
エンタメの域を超えてくるのか……!? そしてトム・ホランドは出てくるのか!? 期待して待つ。
---追記---
気になってた白いスパイダーマン、「メトロ・スパイダーマン」でした。
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