映画を観る体力がない時はマーベルとかコミック原作映画ってスルスル入ってくるからちょうどいいんだよな。いい意味でも悪い意味でもひっかかりがないというか。
最近映画を観る力がとみに衰えてきたなあと感じています。読書もそうなんだけど。ひとつのものを集中して見続ける体力がなくなってきた。映画を三日かけて観るとかざらだもん。
やっぱりXとかショート動画が原因だろうなあ。あと老化とか精神状態とかいろいろな理由があるだろうけど、衰える要因しかないね、今の生活は笑。
そんな映画を観る集中力が続かない人のために、マーベルはあれこれ工夫を凝らして映画を作ってくれているような気がするね。エンタメ全振りのいいところはそこですよ。
コミック原作映画ってキャッチ―でテンポがよくて大衆受けして派手なアクションがあって観客を飽きさせないように作っている、って考えるとめちゃくちゃ至れり尽くせりだな。ありがたいよ、ほんとに。
『ゴーストライダー』もまさしくマーベルが作った映画で、主人公の悲惨な過去からはじまり、変身あり派手なアクションあり、セクシー美女も出てくる良い映画でした。
個人的にいいなあと思ったのは、主人公のジョニーが住んでいる部屋。いわゆる「man cave」というやつ。男の城ですね。あそこ住みたいなあ。憧れですね。
ジョニーのキャラもよくってね……。寡黙でシリアスなんだけど、ニコラス・ケイジの持つ軽妙さで親近感が湧くんだよね。猿が好きだったり酒じゃなくてグミを食べたり、ちょっとかわいいところがあざといんだけど憎めない。
というか、ニコラス・ケイジってこの映画ではめちゃくちゃスタイルよくて筋肉隆々でびっくりしました。すごかったですよ、肉体美が。身体の半分以上が足だったし。面白枠だと思っていたんですけど、印象が変わりました。かっこいいよあの人は。
そういえば、『イージー・ライダー』のピーター・フォンダが出ていたらしいけど気づかなかった。『イージー・ライダー』おもしろかったなあ……。その映画を観た所感を家族に話したのがきっかけで、ブログをはじめたようかなと思ったんだよな。
なにはともあれ、久しぶりに映画をするっと観れてけっこう満足した。
重厚で真剣な映画に耐えられそうにない時はマーベルに限るね。精進料理やフランス料理のフルコースを食べられそうにない時に食べるカップヌードルという風情。安心してジャンクな味を楽しめる。
バランスよくいろんな映画を観たいですね。
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